最近、「彼女」は毎日カゴから出てくるようになりましたが、相変わらず出てくるまでには時間が必要らしく、何度も扉の近くに来ては、外をのぞき込んでいます。
それでも、毎日出てくるようになったのは大きな進歩!…でも、自分でカゴに戻ることができたのは初回のみ(笑)。
それは昨日(6/10)のことでした。
いつも通り、カゴから出てきた「彼女」、でも、ワタシは仕事に集中していて、出てきてからどれだけ時間が経ったか意識していなかったのです。
いつもはすぐにエサを入れたココットと、水を換えた水浴び容器を「彼女」のカゴの上に置くのですが、この日はそれをしないまま、ふと気付くと「彼女」が出てきてから数時間…。
「彼女」はチビッコ・桜のカゴの上で丸くなっていましたが、丸くなりつつもワタシの方をなんとな~くうらめしげな目で見ています(笑)。
「あっ」と気付いたワタシですが、そこでワタシの中の悪魔がささやきました。
-----「とってもお腹がすいているから、手からエサを食べるかも!?」-----
手を近づけてみると怯えて逃げるので、エサを入れたココットを手に持って近づけると、逃げようとするけれど中に入っているエサは気になる…という葛藤に苦しむ「彼女」(笑)。
そんな「彼女」を余所に、チビッコ・桜がいち早くココットに気付いて飛んできて、エサを食べ始めたのですが、それで「彼女」も覚悟が決まったようで、チビッコ・桜を追い払い、自分がココットに乗ってエサを食べ始めました。
「彼女」を我が家に迎えてから約7ヶ月、こんな日が来るとは夢にも思いませんでした(涙)。
例え手乗りにならなくても、賢さあふれる「彼女」とは仲良くやっていけると確信していましたが、どこかで少しでも近づければ…と思っていた部分もあって、感無量!
ちょっと涙ぐんでしまった次第です(笑)。
…といいつつ、ちゃんと写真を撮っているところが、とってもゲンキンなワタシでした(笑)。
最近、羽が生え替わるみたいで、いっぱい羽が抜けて、新しい羽が生えてきてる。
新しい羽に生え替わると、今までとは違う感じになるらしいけど、どーなるんだろう…。
それより何より、このところ「おねーさん」は毎日お出かけしてる。
前みたいに、迷子になることはなくなったから、迎えに行かなくてもいいみたいだけどね。
前は、「おねーさん」がお出かけしている間、「おねーさん」のウチでいろいろなものを食べたり、ブランコに乗って待ってたりしたけど、最近は昼間はずっと「おねーさん」のウチにいるから、サクラもお出かけして冒険してみてる。
いろいろな隠れ家を見つけたけど、今一番気に入ってるのはココ!
ちょっとブランコみたいにゆれるし、いっぱい穴があいてるから、爪をひっかけてぶら下がったりもできる!
裏側に入り込んで隠れることもできるから、すんごく楽しい!
「おねーさん」も、ようやくお出かけ先でいやすいトコロを見つけたみたい。
最近はよくサクラのウチの上でくつろいでる。
側に行ってみると、何故か怒られることもある。サクラのウチなのに…。
でも、サクラも「おねーさん」のウチで、いろいろなものを食べたり、「おねーさん」が後を向いているときに「おねーさん」のしっぽをつかんでみたりしてるから、おあいこかな?
「おねーさん」は、まだカゴの天井にしか乗れないみたいで、カゴの中に入るのは苦手みたい。
お腹がすいたみたいで、サクラのウチの天井から、中をのぞき込んでるけど、カゴの中には入れないんだって。
だから、しばらくすると、飼い主とかいうヒトがココットにエサとお水を入れて、「おねーさん」のウチの天井に置いてくれる。
「おねーさん」もサクラもそこで食べたり飲んだりしてから、またサクラのウチの天井やお気に入りの場所に行くんだけど、サクラが飼い主とかいうヒトの手に乗ってると「おねーさん」も側まで飛んでくる。
だけど、「おねーさん」はまだカゴの天井以外は怖いみたいで、またどこかに飛んでっちゃう。
カゴの中に入るのも、いろんなトコロに乗るのも簡単なのにね。
前回の遠出から、なかなか出かける勇気が出なかった「彼女」(笑)。
今日、思い切って扉から飛び出してきました。
そして、運良く(?)開いていた部屋の扉から、また部屋の外へ出てみたのでした。
前回もそうでしたが、「出てはみたモノの…」という感じらしく、一ヶ所でじっとしているだけ(笑)。
そのうち、ワタシの手に乗っていたチビッコ・桜が、興味津々に「彼女」に近づいていきましたが、その羽音に驚いたようで、勢いで部屋に戻ってきました。
そして、部屋に戻っても相変わらず。
2人とも一ヶ所でじっとしていて、挙げ句の果てにはお腹を床につけてマジ寝(笑)。
おふたりさん、そんなところで寝ないでください!
いつもは1時間ほどで「彼女」を捕獲して、カゴに戻すのですが、やはり捕獲することが「彼女」にダメージを与えることは確実なので、今日はしばらく放っておくことにしました。
すると、「彼女」はさすがにカゴに戻りたくなったらしく、何度も羽ばたいてカゴの近くに…。
でも、飛び慣れないせいか、チビッコ・桜のように自由に方向転換したり、長い時間ホバリングしたりはできない様子。
それでも「彼女」はあきらめませんでした。
何度も何度もトライして、ようやくカゴの天井に乗ることができるように!
チビッコ・桜が近くに飛んでいったり、カーテンが風で揺らいだりすると驚いて飛び立ってしまうのですが、一度覚えたらもう平気!
何度でもカゴの天井に舞い戻ってきました。
そして、こ~んなに近くで写真を撮らせてくれました!
デジカメの電池切れで一番いいところが撮れなかったのですが、その後、「彼女」は努力に努力を重ねて、なんと!自分でカゴに帰ったのでした。
「彼女」の柔軟さにはいつもながら敬服してしまいます。
実はもうひとつ「彼女」の柔軟さを如実に物語るエピソードがあります。
今水浴びに使っている容器には黄色い縁取りがあって、最初は怖がって近寄ることもできなかったのです。
ところが、チビッコ・桜が臆することなくその容器の縁に乗ってくるくる回っているのを見たせいか、「彼女」はある日突然、その容器で水浴びをするようになりました。
まるで何事もなかったかのように(笑)。
そんな「彼女」を見ていると、教えられることが多く、たとえ手乗りにならなくても、たとえエサを選り好みしても(笑)、たとえ豆苗を下に落としてばかりいても(笑)、「彼女」は大切な大切な家族だ…と痛感するのでした。
そんな努力家な「彼女」には、今日のご褒美に青米を余分にあげました。
喜んでくれたかな?
文鳥のみなさまへ
平素は私たち人間を和ませていただいて、誠にありがとうございます。
さて、本日は文鳥のみなさまに以下の点についてご協力いただきたく、何卒よろしくお願いいたします。
1.止まり木での体勢について
止まり木での無理な体勢は、首の筋を違えるなどの可能性があり、非常に危険です。
カゴの中から外を見る際には、無理のない体勢をとっていただくよう、お願いいたします。
2.豆苗を食べる体勢について
ブランコに乗って豆苗を食べる際には、夢中になりすぎますと落下する怖れがありますので、充分ご注意下さい。
また、首の筋を違える可能性もありますので、無理のない体勢を保てるよう、節度を持った対応をしていただきますよう、お願いいたします。
3.消灯後の行動について
基本的に、消灯後の行動は自由ですが、ブランコに乗るなどの行動は危険を伴いますので、充分ご注意下さい。
特に、暗い中での行動は、目視力が弱いという先天的な要素を考慮していただきますよう、お願いいたします。
4.撮影時の行動について
カメラ撮影時に、レンズに突撃するのは、大変危険ですので、おやめください。
また、撮影する対象物を覆い隠してしまうことにもなり、一部の方から苦情が寄せられておりますので、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
以上、飼い主からのお願いでした。
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